LEDビジョンの故障例と修理方法

   

よくある大型LEDビジョンの故障例、症状例

  1. 全く画面が映らない
  2. 部分的に映像が映らない
  3. 映像が歪んだり、ずれたりする

大型LEDビジョンの故障は、上記3つのいずれかが99%です。いずれの場合も、まずは大型LEDビジョンを構成する機器のどこが悪いのかを切り分けていきます。次に、それぞれの症状ごとに切り分け方法を説明していきます。

1. 全く画面が映らない

この症状の原因としては、

  1. 電源供給が絶たれてしまっている
  2. コンバーター、映像再生装置(ビデオサーバー、サイネージプレーヤーなど)の故障

の2つが考えられます。

1. 電源供給が絶たれてしまっている原因と対処方法

電源供給が絶たれてしまった原因と対処方法は、

  • ブレーカー、漏電遮断機が落ちている。

    スイッチを再投入

となります。ブレーカー、漏電遮断機を回復させても症状が改善されない場合は、ブレーカー、漏電遮断機より上流のブレーカーの確認と、そもそもブレーカーまでに電源供給がされているかどうかを確認します。この場合、大型LEDビジョンに関係する電源とは別の要因となることが多いので、電力会社や建物等の電気を管理している業者等への手配が必要となります。

ちなみに、大型LEDビジョンが全く映らない場合「ブレーカー、漏電遮断機が落ちている」ことが原因の場合と、上流の電源供給が原因の場合以外の原因は、まずあり得ません。その理由として、大型LEDビジョンへの電源供給は通常、複数系統用意し接続するからです。

↓大型LEDビジョン電源供給イメージ図

大型ビジョン電源供給イメージ図

2. コンバーター、映像再生装置(ビデオサーバー、サイネージプレーヤー等)が故障しているかどうかの判定方法

コンバーターは、お客様が導入される大型LEDビジョンの機種によって指定されますが、映像再生装置は、一般的に売られているビデオサーバー、サイネージプレーヤーを使用しています。このため、コンバーターの故障かどうかは、弊社のようなベンダーでしか判断ができません。そこで、まずは、映像再生装置を一般的なパソコンのディスプレイ等に接続し、映像が流れるかどうかを確認します。ここで、映像が映った場合は、コンバーターの故障の可能性が大となり、修理や機器の交換となります。

部分的に映像が映らない場合の故障箇所の判定方法と対処方法

部分的に映像が映らない場合は、キャビネットないしはモジュールの交換で修理します。(ほとんどの場合、モジュールの交換で済みます)「キャビネット」「モジュール」の説明を簡単にしますと↓

故障した大型LEDビジョンは丸ごと交換しません。

まず、LEDビジョンは、複数のキャビネットから構成されています。下の図のようなイメージです。

大型ビジョンのキャビネット構成

↑詳しくは、「大型ビジョンの選び方のポイント」のページ、「3 大型ビジョンの画面サイズ設定方法」をご覧ください。

キャビネットは、さらに複数の「モジュール」で構成されています。

↓モジュールのイメージ図

モジュール イメージ図

このように、大型ビジョンは「モジュール」→「キャビネット」というパーツと筐体で構成されていますので、LEDビジョンが映らないといった故障時には、映らない場所のモジュールを交換するだけで直ります。

「キャビネット」なのか?「モジュールなのか?」大型ビジョン故障時の判定ポイント

大型LEDビジョンが部分的に映らないという故障の場合、映っていない範囲がキャビネットの大きさと同じなのか、モジュールの大きさと同じなのかをまずは判別します。これはパッと見ればすぐにわかります。

映っていない範囲が「キャビネット」の場合

この場合に故障の原因を疑うのが、

  1. 電源ユニット
  2. 基盤
  3. 配線

の3つです。1と2は、それぞれ良品と入れ替えてみて正常に映るかどうかを確認し、不具合があれば交換します。1でも2でもなければ、配線の不具合が考えられます。配線は、電源供給線と映像通信線の2系統ありますので、それぞれをチェックして配線の断線、接続具合の確認をします。

映っていない範囲が「モジュール」の場合

この場合は、単純に良品のモジュールと交換するだけで直ります。

※弊社で導入された大型LEDビジョンは、初年度1年間の無償保証期間と、構成されるキャビネット数に応じて予備品を付けて納品、設置しております。

 

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