グレースケール
大型ビジョン用語解説
※大型ビジョンを選ぶ際には、あまり気にしないでも大丈夫なスペックです。
LEDビジョンの仕様諸元などで示される「グレースケール」とは、コンピュータやモニターなどの表示装置での色の表現方法の一つで、画像を白から黒までの明暗だけで表現する、いわゆる「モノクロ」において、白色から黒色までの間の灰色を何階調で表現するかをbit数(ビット)によって表していることをいいます。
1bitの場合とは、白と黒のみで中間色が全くない状態を示します。8ビットの場合では、白と黒を含めた256階調となり、16ビットの場合では、65,536階調の灰色で表現しているスペックとなります。
ビット数と階調の一覧
bit数 | 階調数 |
8bit | 256 |
10bit | 1,024 |
12bit | 4,096 |
14bit | 16,384 |
16bit | 65,536 |
LEDビジョンのグレースケールは、14bitのものが主流となっています。ただ、グレースケールの情報が非公開になっているモデルも多く、市販のテレビ、パソコンのモニターなどでもグレースケールのスペックが非公開になっていることがほとんどです。